「家族との時間をもっと大切にしたい」
「夫婦で協力して、仕事も家庭も充実させたい」
そんな想いから、私たち夫婦は「家族でチームの働き方」を実践しています。
仕事とプライベートを明確に分けるのではなく、家族みんなでお互いの仕事や活動を応援し合い、時には一緒に取り組みながら、共通の目標に向かって進んでいく、そんな新しい家族のかたちとして、発信活動を行っています。
今回は、この「家族でチームの働き方」を実践するために、「これはできる限り早くやっておいた方がいい!」と私たちが経験から感じた4つの大切なポイントをご紹介します。
【夫婦ともに】場所や時間に縛られない働き方を実現する
まず、私たち夫婦が最優先したのは、二人ともが場所や時間に縛られずに働ける環境を整えることでした。
なぜ重要か?
- 子どもの急な体調不良や行事など、家族を優先したい時にすぐに対応できる
- 「好きな時に好きな場所へ行く」という私たちのライフスタイルの理想に近づける
- 自分たちで仕事のペースや量をコントロールできるため、収入と時間のバランスを取りやすい
私たち夫婦の選択
会社員という働き方では、フルリモートやフレックスタイム制があっても、完全に自由を得るのは難しいと感じました。(もちろん、会社や職種によります)
私たちの場合は、妻は結婚後すぐにフリーランスとして独立・開業し、オンラインや在宅でできる事業を開始。さらに、妊娠が分かったタイミングで、夫も会社員を辞め、夫婦で会社を設立する道を選びました。
マーケティングのスキルと考え方を夫婦で身につける
2つ目はマーケティングのスキルと考え方。自分たちで仕事をしていく上で、マーケティングの知識と実践スキルは不可欠だと夫婦共に痛感しています。
なぜ重要か?
- 会社員マインドから起業家マインドへ切り替える上で、マーケティング的思考は必須
- 「どうすれば自分たちの商品やサービスが、それを必要としている人に自然な形で行き届くのか?」を考える力が、ビジネスを継続させる鍵となる
- この思考法を身につければ、扱う商品やサービスが変わっても応用が効く
私たち夫婦の取り組み
妻は自身が起業した際に、マーケティングの重要性を感じ、自らのビジネスで実践しながらマーケティングの考えやスキルを学びました。
夫は元々マーケティング会社での勤務経験がありましたが、会社でのマーケティングと個人や小規模でビジネスを行うマーケティングは規模も視点も異なります。
さらに、マーケティングの本質を押さえながらも、時代にあった考え方やスキルを取り入れることが重要。
現在は、ビジネスパートナーが主催するマーケティングのオンラインクラスを夫婦で一緒に受講し、知識と考え方のアップデートを続けています。夫婦で足並みをそろえるためにも、同じ人から学び、共通言語を持つことで、格段に話が通じやすくなりました。
「資産」を作る意識を持つ(お金以外の資産も含む)
3つ目は、「労働収入(自分が働いた時間と対価)」だけに頼るのではなく、「自分の代わりに働いてくれるもの=資産」を作ること。夫婦共通で意識して行動しています。
資産とは?
- 金銭的な資産:
不動産、株式など - 時間や労力を生み出す資産:
ブログ記事、YouTube動画などのコンテンツなど(一度作れば、寝ている間も情報発信してくれる) - 仕組み化されたビジネスモデル
- 目に見えない資産:
良好な人間関係、人脈
スキル、経験、知識
信頼、ブランドなど
なぜ重要か?
- 自分が直接働けない時でも収入や価値を生み出せる可能性がある
- 時間的な余裕が生まれ、家族との時間や新しい挑戦に使いやすくなる
- AI時代と言われる今だからこそ、人との繋がりや独自の経験といった「人間にしか作れない資産」の価値が高まる
私たち夫婦の実践例
長年続けているブログや、YouTube動画や音声のようなコンテンツ発信も、資産作りの一環だと思って続けています。AIに情報収集を頼る時代でも、最終的に「この人の発信だから信頼できる」という属人性が重要になると考えています。
私たちが意識しているのは、今行っている活動が、単なる「労働」ではなく、将来的に何らかの「資産」に繋がっているか?という視点を持つこと。それは必ずしもお金である必要はなく、豊かな人間関係や経験も立派な資産だと思っています。
【最重要】夫婦でとことん話し合い、価値観を共有する(他の家族との交流も!)
最後4つ目は、上記の3つを実践していく上で、そして「家族でチーム」として機能するために最も大切なのが、夫婦間のコミュニケーションと価値観の共有です。
なぜ重要か?
- 夫婦の足並みが揃っていなければ、どんなに良い戦略も絵に描いた餅になってしまう
- 目指すゴールや大切にしたい価値観が共有できていれば、日々の選択に迷いがなくなる
- お互いの考えや状況を理解し合うことで、建設的な話し合いができる
意識していること
仕事や育児で忙しい中でも、夫婦で話し合う機会を意識的に設けるようにしています。
ちなみにワクワクする未来の話をするときは、雰囲気や気分がとても大事。家だとどうしても現実感が強いので、普段行かないホテルのラウンジを使ってみたり、子どもが保育園に行っている平日の昼間に、雰囲気のいいレストランで食事をしながら話したりしています。
同じ価値観を持つ他の夫婦や家族と交流することも大事。自分たちだけでは気づけない視点を得られたり、客観的に自分たちの状況を見つめ直すことができます。
特に、夫婦のどちらか一方が新しい働き方や考え方に積極的で、もう一方が理解しづらい場合、同じような実践をしている家族と夫婦で一緒に交流することで、理解が深まるきっかけになることも。
夫婦は一番身近な他人。だからこそ、お互いを理解し尊重し合う努力が不可欠です。そして、自分たちだけで抱え込まず、同じ方向を向いているコミュニティに身を置くことも、大きな力になると思います。
まとめ
今回は、「家族でチームの働き方」を実践するために、私たちが早めにやっておいて良かったと感じる4つのことをお伝えしました。
- 場所や時間に縛られない働き方の実現
- マーケティングのスキルと考え方の習得
- 「資産」を作る意識
- 夫婦間の密なコミュニケーションと価値観の共有
これらのポイントは、私たちの経験に基づいたものであり、全てのご家庭に当てはまるわけではないかもしれませんが、より豊かで、家族みんなが笑顔でいられる働き方・ライフスタイルを築く上での、何かしらのヒントになれば嬉しいです。