【“安定”の定義とは?】激動の時代、ゼロになっても再生できる4つの具体策

「安定した生活を送りたい」

誰もが願うことですが、この変化の激しい時代において、「安定」の定義は人それぞれ。
そして、「安定」の最適解は、常に変わり続けているように感じます。

一昔前は、大企業に就職することが安定の象徴でした。
少し前には、複数の収入源を持つことがリスク分散になり、安定に繋がると言われました。

そんな中、私たち夫婦は、「家族でチームの働き方」を実践する上で、独自の「安定」を定義付けました。

今回の記事では、私たちが行き着いた「安定」の考え方と、それを実現するために大切にしている4つの力についてお話ししたいと思います。

目次

私たち夫婦の働き方と「一般的な安定」との違い

まず、私たちの働き方について簡単に説明しておきますね。

私たちは夫婦で合同会社を立ち上げ、自分たちの会社の役員として働いています。毎月の収入が確約されているわけではないし、常に自分たちでビジネスを作り出していく必要がある立場です。

この働き方は、一般的にイメージされる「大企業に所属する安定」とは真逆かもしれません。その自覚はあります。
しかし、私たちが目指す「安定」は、特定の組織に属することや、単に収入源が多いこととは少し異なるのです。

私たち家族の「安定」の定義:ゼロになっても再生できる力

結論から言うと、私たち家族が定義する「安定」とは、たとえゼロになったとしても、再び立ち上がり、再生できる力を身につけることです。

では、この「ゼロになっても再生できる力」とは、具体的にどのような力なのか。私たちは、以下の4つが重要だと考えています。

ピンチをチャンスに変えるメンタル(思考力・マインドセット)

まず1つ目はメンタル・マインドセット。不安定が当たり前のこの時代、起こる出来事をピンチと捉えるか、チャンスと捉えるかは考え方次第です。

家族全員が、一見ネガティブに見える状況でも、それを前向きに捉え、乗り越えていけるようなメンタルを持つこと。これを非常に重要だと思っています。

なぜ大切か?

  • 思考や考え方は、人生のあらゆる側面に影響を与える
  • 前向きな思考は、困難な状況でも行動するエネルギーを生み出す

目指す姿

夫婦はもちろん、子供たちにも(性格の違いは尊重しつつ)共通の「前向きな思考」を育んでいきたい

収入源を自ら作り出せるスキルや知識

2つ目は、特定の会社や組織に依存せず、自分自身の力で収入を生み出すスキルや知識を持つこと。これは、経済的な再生力に直結します。

なぜ大切か?

  • 変化の激しい時代において、特定の仕事が永遠に安泰とは限らない
  • 自分で収入源を作り出せる力があれば、環境の変化に柔軟に対応できる

意識していること

  • マーケティングスキル
    ビジネスをする上で自分たちの価値を正しく届け、収入に繋げるためのマーケティング思考は必須
  • スキルの習得と実践
    学ぶだけでなく、実際にサービスとして提供してみるなど、アウトプットを重視。実践を通して自信と実績を積み重ねていく
  • 親の背中を見せる
    親が自ら収入源を作り出す姿を見せることで、子どもたちも自然と「生きる術」を学んでくれると信じている

価値観ベースで共感し、助け合い、成長し合える人間関係

3つ目は良質な人間関係。私たちがお金やスキルと同じくらい、あるいはそれ以上に大切だと考えているのが、心から共感し合える人間関係です。

なぜ大切か?

  • 困った時に本当に助け合える存在がいることは、精神的な安定に繋がる
  • 同じ価値観を持つ人々といると、自然体でいられ、新たな活力が湧いてくる
  • AI時代だからこそ、人間同士の温かい繋がりやコミュニティの価値は増していく

私たちの現状と想い

幸いなことに、私たちの周りには同じような価値観で繋がり、ビジネスでもプライベートでも深く関わっている家族や友人が多くいます。この発信活動も、同じような価値観を持つ方々と繋がり、お互いに良い影響を与え合えるきっかけになればという想いがあります。

安全で健康な暮らしを求めて動き回れるフットワークの軽さと柔軟な思考

4つ目は、特定の場所や状況に固執せず、より良い環境や安全を求めて変化に対応できるフットワークの軽さと、柔軟な考え方を持つこと。

なぜ大切か?

  • 災害や世界情勢の変化など、何が起こるか分からない時代において、一つの場所に縛られることはリスクになり得る
  • より良い選択肢が見つかった時に、軽やかに移動・変化できることは、家族の安全と幸福度を高める

私たちのライフスタイル

現在沖縄に住んでいますが、沖縄に固執しているわけではありません。必要があれば国内外どこへでも移り住むことができるような心算をしています。

身軽でいたい、場所にしばられたくないという感覚から、ローンを組んで家を買うことなどには興味がなく、固定費を抑え、いつでも身軽に動ける状態を心地よいと感じています。

夫婦共通の価値観として、あまり「モノ」へのこだわりがないし、高級嗜好品にも興味がありません。(最高の一致点だと思っています。)

沖縄は車社会ですが、新車や車種へのこだわりもないので、できる限りローンを組まずに、一括で購入できる中古車を選ぶことで、固定費や出費をおさえつつ、いざとなったら全部潔く手放して移動できる状況を意識しています。

目先の裕福さよりも、10年後、20年後の幸福度を

これら4つの力は、一度手に入れたら終わりというものではなく、継続的に磨き続けるものです。

だからこそ、私たちは目先の物質的な豊かさよりも、10年後、20年後を見据えた家族としての幸福感を優先したいと考えています。子供が生まれたタイミングで働き方を変えようと決意し、これらの力を一つずつ意識して身につけてきました。

特にここ1年ほどで、幼い子供たちを連れて海外に出る経験もでき、「フットワークの軽さ」という点でも少しずつ理想に近づけている実感があります。

会社員を辞めて起業した時点で、メンタルは大きく鍛えられました。

そして今、目指すべき方向性が明確になったことで、余計な不安を感じることなく、家族みんなで前向きに進んでいけていると感じています。

最後に

私たちが考える「ゼロになっても再生できる4つの力」が、皆さんの「安定」とは何かを見つめ直すきっかけや、新しい働き方・生き方を考える上でのヒントになれば幸いです。

この記事・発信を通して、私たちの価値観に共感してくださる方、同じように「家族でチーム」のようなかたちを目指している方と繋がれたら嬉しいです。

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