【ポジティブ変換術】“夫の骨折”を夫婦でスーパーポジティブに捉えてみた

私たち夫婦は、「家族でチームの働き方」を実践し、日々の出来事や気づきを発信しています。

今回は、まさに今、我が家で起こっているリアルな出来事を通して、改めてこの働き方の良さを実感し、そして一見ネガティブに見える「骨折」という出来事を、いかにポジティブに変換して、前向きに行動するかが大事というお話をしたいと思います。

目次

ネガティブな出来事からポジティブな学びを得るマインドセット

前回の記事でもお伝えしましたが、夫(コータ)が趣味のキックボクシングの試合で骨折をしてしまい、手術・入院を経て、昨日無事に退院しました。(なんと、小学生の頃の脱臼が原因で関節がもろくなっていたらしく、今回の試合での転倒が引き金になったようです…)

手術は成功し、退院はできたものの、まだ右腕はギプスで固定され、骨盤の骨も移植したため歩行も不自由な状態。育児も家事もままならず、まさに「戦力外」となってしまいました。

「なんでこんなタイミングで…」
正直、最初はとにかくネガティブな気持ちでいっぱいでした。でも、悲観になり続けても状況は何も変わらない!ということで、この状況をポジティブに捉え、多くの学びを得ようという気持ちにシフトしていきました。

働き方や周りの環境を整えてきた「備え」に救われた

なぜ、ネガティブな出来事から、ポジティブに捉えようと思うことができたのか。それは「こういうことが起こるかもしれない」と予期し、働き方や周りの環境を整えてきた「備え」があったからだと、今回改めて感じました。

仕事面での備え:柔軟な働き方と頼れる仕事仲間

私たち夫婦は、それぞれが時間や場所に縛られずに働ける体制を築いてきました。もしこれが、どちらか一方、あるいは双方が会社に所属し、決まった時間に出社しなければならない働き方だったら、心身ともにもっと余裕がなくなってしまっていたんじゃないかなと思います。

急な事態にも対応できる柔軟性

夫が急に入院・手術となっても、私は仕事のスケジュールを調整し、子どもたちのケアや夫のサポートに集中することができました。

「この人がいなければ回らない」状況を作らない

私たちの仕事関係者は、誰かが一時的に動けなくなっても業務が滞らないような仕組みや、お互いをサポートし合える関係性を築いています。「この人でなければダメ」という属人的な仕事の仕方は、リスクにもなり得るからです。

生活面での備え:頼れる人間関係と安心感

仕事だけでなく、プライベートにおいても「備え」の重要性を感じました。

義実家や親族のサポート

夫の両親や、たまたま沖縄に来ていた私の親など、多くの人に助けてもらいました。
日頃から良好な関係を築けていたからこそ、気兼ねなく頼ることができ、本当に感謝しています。

安心感が生む心の余裕

「何かあっても助けてくれる人がいる」という安心感は、精神的な安定に繋がります。
これがなければ、もっと追い詰められていたかもしれません。

ピンチがくれた、新たな視点とコミュニケーションのきっかけ

さらに夫の骨折を機に、家族や夫婦の今後を左右する大切なテーマについて話し合うこともできました。

親の老後や介護について考えるきっかけ

夫の入院中、同室に介護が必要そうな高齢者の方がいたことなどから、自分たちの親の老後や介護について、夫婦や親子で話し合う貴重な機会となりました。普段はなかなか切り出しにくい話題も、このような状況だからこそ素直に話すことができました。

働き方や仕事内容を見直す機会

「もし自分が動けなくなったら?」という視点で、仕事の進め方やリスク管理について改めて考えるきっかけになりました。自分の代わりに働いてくれる「資産」を作ることの重要性も再認識しました。

ポジティブな解釈で、出来事を力に変える

最初はネガティブに捉えがちだった夫の骨折も、よくよく考えてみると「このタイミングがベストだったのかもしれない」「むしろこのタイミングで骨折してくれてありがとう」とまで、思えるようになりました。

  • 若いうちの回復力
    年齢を重ねてから同じ状況になったら、回復にもっと時間がかかったかもしれない
  • 長年の不調の原因究明
    小学生時代の古傷が原因だったと判明し、根本的な治療ができた
  • 新たな挑戦のきっかけ
    実は、このブログ(音声配信)を始めたのも、夫の骨折がきっかけ。「腕以外は元気なのだから、何かできることを!」と、夫婦で新しい発信を始める後押しになった

「夫の骨折」という一つの出来事も、どう解釈するかでスーパーネガティブにもスーパーポジティブにもなり得る。この経験は、私たちのものの見方を大きく変えてくれました。

「家族でチーム」は、取り巻く環境すべてがチーム

今回の経験を通して、改めて「家族でチームの働き方」とは、単に夫婦や親子だけでなく、私たちを取り巻く全ての人や環境がチームなのだと実感しました。

仕事仲間、友人、親族、そして地域社会。これらの繋がりの中で、お互いに助け合い、支え合うことで、予期せぬピンチも乗り越え、より豊かで幸福な人生を築いていけるのだと信じています。

私たち夫婦の会社「クリッププラス」の企業理念は「人間関係」。まさに、この理念の重要性を再認識する出来事となりました。

最後に:これからも「家族でチーム」で

夫も無事に退院し、我が家は少しずつ日常を取り戻しつつあります。今回の出来事は大変でしたが、それ以上に多くの学びと気づきを与えてくれました。

これからも、私たち夫婦は「家族でチームの働き方」を追求し、日々の出来事を糧にしながら、皆さんにリアルな情報をお届けしていきたいと思います。

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